モーターショーでのバリアフリー対応
自工会では、社団法人日本自動車工業会は「はじめての福祉車両ガイド」というパンフレットを配布していた。
しかしながら展示車両のほうは各メーカーとも少なく、今回のモーターショーの目玉企画でもある試乗会にも福祉車両はなかった。各メーカーの福祉車両を比較検討しながら「実際に試す」場としてモーターショーが継続していく事を期待する。
「なかなかスペースが無くて」とメーカーの担当者は語るが、福祉車両を特別あつかいせずに「福祉デバイスを装着した普通の展示車両」として紹介していくこともできるのではないかと思う。また、そのような展示を自動車工業会としても進めていくことが必要なのではないか。高齢化社会のモーターショーとして、市場で見込み客の掘り起こしを狙うのであればなおさらである。

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