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ぽよぽよ
先日KENと一緒にサンドイッチを作っていた時
KENの手を見て思わず「KENちゃんの手!」と大声を出して彼の手を掴んだ。
何か悪いことした?とKENも一瞬びっくりした表情。
そうじゃない、そうじゃない、
KENの手が思ってたい以上に大きくて、びっくりしてしまったのは私の方。
買物に行く時、道を渡る時、お天気のいい日に散歩する時
いつも繋いでる手なのに、こんなに大きくなってることに気がつかなかった。
大きくなってるのは手だけじゃない。
もちろん背だって高くなってるし、体重もかなり重い。
でも、ここ1、2ヶ月でKENが随分お兄ちゃんになったことはちゃんとわかってたよ。
頑張ってお手伝いをしてくれる。
MAKOが危ないことをしていたら教えてくれる。
お友達とも少しは上手に遊べるようにもなった。
ママが怪我をしたら「大丈夫?」と飛んで来てくれる。
随分しっかりして来て、頼もしくなって来た。
MAKOが産まれてしばらく不安定だったKEN。
不安定だから反抗するのか、そういう時期を迎えてたのかわからないけれど
何かにつけ全力で突っかかって来てた。
寂しい気持ちを頭で理解しながらも、そんなKENに対して
いつもイライラしてる自分を幾度となく情けないと思ったことか・・・。
必要以上に叱ってしまって、KENの寝顔に何度誤ったことか。
でも、ふと楽になった。
トンネルを抜けたのか、ステップを一段登ったのか。
最近KENは「ママ抱っこして」と甘えてくる。
しかっりしてきた反面しっかり甘えてくるようにもなった。
MAKOが産まれて嬉しい反面、寂しくて自分もだっこしてもらいたかったんだろうな。
あの時期にもっともっとだっこしてあげればよかった、
ママはちゃんと側にいるよ。
KENのことが大好きだよって。
2人目の子育ては、これまでのことを繰り返せばいいだけ。
でも、一人目は試行錯誤しながら。
後で振り返れば、大したことじゃなくても、
その時その時で、それなりに悩んだり落ち込んだり。
きっとこれからの方がもっともっと大変だろうけれど、どんな時も、
大好きだよ
ってママの気持ちが伝わってたら何とかなるような気がする。
だから、今日も「だっこさせて」とKENをむぎゅ〜と抱きしめる。
少し照れながらも嬉しそうにだっこされてるけれど
そのうちに「ママ、あっちの部屋で遊ぼう!」と走り去る。
こんなに小さかったKENの手。
力を入れると壊れそうで、そっとそっと握り締めてた。
今ではぽってりと分厚い手でぎゅっと握り返してくる。
それでもまだまだ小さいKENの手。
温かくてぽよぽよしてる。
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2004.2.2
K3-8/M0-10