総合演習(修了論文)
開設時期 | 授業形態 | 授業区分 | 単位数 | 免許・資格 | 担当教員 | |
前後期 | 演習 | 必修 | 4 | 保 | 相澤 京子・石川 清明 ・川口 愛子・二宮 紀子 ・野本 茂夫・廣井 雄一 |
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授業の目的 | 総合演習では、保育の様々な課題について総合的に調査・研究し、保育についてより深く探究することを目的としている。今年度は、主として保育実践上の課題を6テーマ取り上げ、それぞれに研究していく。 |
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授業の計画 | 総合演習では、この授業についてのオリエンテーションの後、それぞれの研究室に所属して学んでいく。年度途中で、研究テーマの発表会(6月)、研究の中間発表会(10月)、研究発表会(2月)をそれぞれ実施する。 【相澤研究室】 絵本をはじめとする児童文化財は、保育の現場でも大いに活用されており、そのテーマも多岐にわたっています。そこで、このゼミでは絵本をはじめとする児童文化財を取り上げ、多様な視点からそれらの作品の内容を分析すると共に、それらを保育の現場でどのように生かしたらよいのかを一緒に探っていきます。そのため、課題を持ち、自ら学ぶ姿勢をもって、ゼミに臨んでほしいと思います。 【石川研究室】 「特別な配慮や支援が必要な子どもの保育」をテーマに、障がいの種別や程度に制限を設けず、保育者として必要とされる専門的知識、様々な保育場面での具体的援助、保護者に対する育児支援など、研究分野を幅広く捉え、履修学生の設定した研究テーマにできうる限り対応したいと考えています。従って、履修学生には、自分で研究テーマを設定し、絞り込むこと、具体的な研究計画の立案ができること、そしてなによりも自ら学ぶ熱意と努力を惜しまない姿勢を求めます。 【川口研究室】 子どもにとって大切な経験となる「運動あそび」、一人ひとり又集団の「身体の表現」について研究していきましょう。あなたの専門的な知識が子どもの聖地用の手助けになるように学びを深めていって欲しいと思っています。履修学生は自分のテーマを設定し自分から積極的に学び、努力する姿勢を望みます。 【二宮研究室】 保育現場での音および音楽の扱いについて研究していきましょう。皆さんは、子どもたちが将来どのように音楽と関わっていくようになるか、その最初の出会いへの責任を持つ立場にあります。子どもたちを取り巻く音の環境はどのようなものなのか、又どのようなものであったらよいのか、音楽とは何か、子どもたちにとって音楽活動とはどのようなものなのか、様々な実践例を学びながら基本的な理解を深め、皆さんへのテーマへとつなげていきましょう。 【野本研究室】 保育実践のなかでの様々な課題を保育の基本的な見方や考え方を軸に、子どもの視点・保育の視点を切り口に探究していきたいと思います。具体的には、「保育の振り返り」「障害のある子どもやかかわりの難しい子どものいる保育実践」「保育の課題と保育者の悩み」「遊びの中での子どもの育ちと環境」「遊びの中で「子育て支援」「幼稚園と保育所の一体化施設や認定子ども園での保育課題」などのテーマについて一緒に探究していきましょう。 【廣井研究室】 保育者は幼稚園や保育所だけでなく、福祉施設や地域における子育て支援の場で活躍が期待されています。このゼミでは児童福祉施設、子育て支援に関する話題を取り上げ、施策の問題点について議論し、それぞれ関心のあるテーマにつなげていきます。受講者には積極的に授業に取り組む姿勢を求めます。 |
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成績評価法 | ゼミに参加し、テーマに沿って研究しその成果を論文としてまとめ、研究テーマ発表会、研究中間発表会、 研究発表会のそれぞれで発表すること。それらを総合して評価する。 |
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関連科目 | ||||||
学生へのメッセージ |