カウンセリング演習
開設時期 | 授業形態 | 授業区分 | 単位数 | 免許・資格 | 担当教員 | |
前後期 | 演習 | 選択必修 | 2 | 保 | 関川 紘司 | |
授業の目的 | 素直に自己を語り、素直に傾聴する体験学習を中心に、コミュニケーション能力を高めます。同時に他者理解の感性を育み、自己理解を深め、人間性豊かな保育者になるのを目的とします。 | |||||
授業の計画(前期) | 1.オリエンテーション 2.出会い体験(構成的エンカウンターグループ) 3.遊戯療法(1) 信頼関係をつくる 遊戯療法(1)〜(6)は、4歳男子の 4.遊戯療法(2) 気持ちを受け止める 33回にわたる遊戯療法の記録を 5.表現療法 (描画を媒体としたコミュニケーション) 通し、セラピストの子どもへのかか 6.遊戯療法(3) 必要に応じて制限する わりの態度を学ぶ。 7.遊戯療法(4) 気持ちを受けとめ、伝える 8.遊戯療法(5) 子どもの人格を尊重する 9.アニマルセラピー(動物の癒しの力について) 10.遊戯療法(6) 子どもの成長を見守る ロールプレイ(1)〜(10)は、小グル 11.遊戯療法の応用T (見守る) ープに分かれ、グループ内で聞き役、 12.ロールプレイ(1) 理解するとは 相談する役、観察者等の役割をとり、 13.ロールプレイ(2) 素直に聞く その経験を重ね、傾聴する力を身に 14.遊戯療法の応用U (主体性について) つける。 15.前期のまとめ |
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授業の計画(後期) | 1.ロールプレイ(3) 気持ちを受けとめる 2.ロールプレイ(4) 気持ちに添うとは 事例(1)〜(3)は、事例を通して 3.遊戯療法の応用V (お絵描き) 傾聴の態度がいかに人間の成長に 4.ロールプレイ(5) 比べない 促進的であるかを学習・検討する。 5.ロールプレイ(6) 共感と理解 6.カウンセリングの実際(ロジャーズのカウンセリングVTR) 7.ロールプレイ(7) 沈黙・間について 8.ロールプレイ(8) 質問に対する応答 9.事例T 母親が子育てに自身を持つまで 10.ロールプレイ(9) 「いま、ここ」の感覚 遊戯療法の応用T〜Xは、保育の 11.ロールプレイ(10) まとめ 場にも生かす遊戯療法の姿勢を 12.事例U 肯定的な言葉かけの意義 具体例を通して学ぶ。 13.遊戯療法の応用W (泥遊び) 14.遊戯療法の応用X (三者関係) 15.まとめ |
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成績評価法 | 筆記試験、リポート、提出物 | |||||
テキスト | 『抱っこしていいの?』 山田真理子ほか編著 エイデル研究所 | |||||
参考書 | 必要に応じて紹介 | |||||
関連科目 | カウンセリング入門、幼児教育相談、保育内容「人間関係」、保育臨床相談演習 | |||||
学生へのメッセージ | ほとんどの講座が小グループに分かれて話し合いをします。積極的に取り組んでください。。 |