[資料の整理]
今週は書類整理に格闘とした。
書類は、一番目の会社、二番目の会社、自費出版した本の資料、いま執筆中の家族史の資料の四つに大別される。
一番目の会社の資料はもう25年前のものだが、プロジェクトの責任者として企業買収に当たった資料、役職の引きつぎ資料などの個人資料。二番目の会社を辞めたのはもう15年前だが、決定した重要案件の資料、進出したり撤収したりした事業に関する資料、挨拶の原稿などの個人資料。命をかけ心血を注いでいる自分がそこにいるので簡単には処分しがたい。
2003年から2007年にかけて自費出版した本は早死にした父の回想録だが、このためヨーロッパにも出向いたので膨大な資料がある。そしていま取りかかっている家族史は原稿はほぼ完成しているのだが結構な資料数となっている。
とりあえず一番目の会社、二番目の会社の資料は、ファイル数で120冊ぐらいあったものを、50ほどを残してあとは処分することにした。自費出版本の資料、家族史の資料はとりあえず今回は処分しない。
資料の処分は機密漏洩防止策が必要だからは本の処分と違って簡単ではない。残された家族のことを考えれば自分でいま処分すべきなのだが、なかなかそうはいかない。自分の拠り所がなくなってしまいやしないかと思うからだ。
とりあえず自分にはもうしばらく時間があると勝手に思って、今回はこの程度にしておこう。
もっともなにか新しいことをやろうとすると、また資料が増えて置き場が溢れる。生きるということはそういうものかも知れないが。
猫の骨埋めん桔梗の開く朝
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