[莫言の新作]
中国の文芸誌「収獲」によると、莫言のノーベル文学賞後初となる小説が、9月中旬に発行される同誌の第5期に掲載されるとのこと。同賞受賞後、多くの読者がいまかいまかと彼の新作を期待したが、受賞後5年間、莫言は新作を発表しなかった。今年1月には、「今年は出さないかもしれない。まだしばらくの時間が必要」と言っていた。
しかし、8月に入り、莫言の最新の短編小説3編が『収穫』に発表されることが分かってきた。この3編の小説の題名は『故郷人事(故郷の人とことがら)』という。
そこでさっそく東方書店に問い合わせてみたが、東方書店ではまだこのニュースを把握していなかった。文芸雑誌「収穫」は年間6回発行されるそうで、年間契約を6で割ると一部が2000円弱だという。雑誌にしては高いしどのような小説かも分からないが待てないので注文した。どのような小説なのだろう。莫言ファンとしてはわくわくする思いで雑誌の到着を待っている。
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