[西行忌句会]
会員60人の俳句会、兼題(宿題)は「西行忌」。二句提出。
主宰の、特選一句、入選一句。この上ない成績で、うれしかった。
西行にたてまつらんか桜咲く
「心ばせが立派」と言われたが、「仏には桜の花をたてまつれわが後の世を人とぶらはば」の西行歌あり、これを引いたと認めて欲しかった。でも、元歌がなくても、この句自体で良いとなったわけだからうれしい。
清盛も義清も花西行忌
季語の「西行忌」が出ているのだから、義清を出しては対句が良くない。清盛と後白河などだろうとのこと。平清盛とのちの西行佐藤義清は同年次の人。義清出家時は二人とも23歳で花盛りと反論したかったがしなかった、主宰の言っている方が結局いつも正しいから。
このように、俳句は句会に出ても機関誌に投句をしても毎回一喜一憂する。そうして歳をとってゆく。
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