[ラミレス監督続投]
一週間ぐらい前だったろうか、横浜DeNAベイスタースの南場オーナーが来期もラミレス監督で行くことを伝えて、監督から快諾を得たという記事が出ていた。その理由として「「中畑体制をスムーズに引き継ぎ、これまでのベースを生かして重要な一歩を踏み出してくれた」と評価したとあった。前監督の体制をスムーズに引継ぎ、これまでのベースを生かして、とまで言う必要があるのだろうか、不思議な理由だな、と感じたが、はたと思い当たった。
去年ベイスターズはシーズンの途中までそこそこの成績だった(4位ぐらいだったと思う)。シーズンなかばにもかかわらずオーナーは中畑監督に来期続投を要請した。早すぎるなあ、と思ったものだが、それをきっかけにしたように、ずるずると負けが込んで最終的には指定位置の最下位になってしまった。監督4年目とあって流石に中畑監督も自ら申し出て退任で責任をとらざるを得なくなった。
球団としても続投を要請した手前、解雇は出来ない。監督が辞退してくれてほっとしたのではなかったか。そしてリップサービスとして、中畑監督の残してくれた熱い情熱を新監督に引き継がせるなどと言ったのではないか。そして監督留任を前提にしたコーチ陣を全員留任させることにした、と思う。進藤ヘッドコーチも、二宮ファーム監督も、その他のコーチも変わっていないのだから。
ラミレスもかねがね将来は日本のプロ野球チームの監督になるのが夢と言っていたから、中畑の体制がどうのとかは枝葉末節であり全く気にならなかっただろう。
でも、南場さん今後は違いますよね。ラミレスの思うようなチーム編成に力を貸してやってください。ラミレスはもっともっとチームを強く出来る監督だと思いますので。
向日葵の太郎の顔と咲きにけり
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