[図書館]
7月1日に頼んでおいた「老生」(買平凹)の日本語翻訳本(吉田富夫訳)が準備できたと、横浜市立綠図書館からメールが来たので二つ隣り駅の図書館に取りに行く。7月1日に借用を申し込んだら5人待ちぐらいだった。その間、原文を読み進めることが出来たのでちょうどよかった。
中国語の現代小説は、先ず原文を読んで分からないところに印を付けておいて、翻訳本があれば翻訳本で、なければ中国語の先生に質問するという方式をとっている。この方式で今まで30冊ぐらい読んできた。この方式だと分からなくてもかまわないところは読み飛ばすことが出来るし、翻訳本を読んでも文の構成が分からないところは先生に聞けるし、万事都合がよい。翻訳のプロの翻訳は流石だし、ときには中国人の説明と違うところがあるのも、却って面白い。
紅葉坂にある神奈川県立図書館や野毛坂にある横浜市中央図書館は読書室も落ち着いているので周りの景色を楽しみながらそこで読むのも楽しいが、綠図書館は本の倉庫のような感じで、味気ないので家で読む。
翻訳本は全文を読むのではなく、分からないところを見るだけなので、買うよりもあるなら図書館で借りることにしている。区の図書館になくても、別の区の図書館にあれば取り寄せて準備完了の連絡をメールでもらえるのでとても便利だ。図書館に行くと本を借りたり返しに来る人はとても多い。便利なのはありがたいが、これでは本は売れないだろうなと心配もする。
市立図書館から幽霊を順番で
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