人間の体はたくさんの細胞から成り立ち、細胞に必要な酸素や栄養は全て血液で運ばれてます。老廃物や病原菌は血液中の白血球で消去されています。このため、もし血液循環が阻害され、血液が細胞の隅々に行き届かなければ、様々な病気や痛みの原因になります。このように血液循環は体の要となっています。鍼灸は、刺す刺激や熱刺激によって、こうした血液循環をはじめ皮膚や神経にも作用します。そして人体にもともと備わった自然治癒力を呼び起こします。薬のように一方向性に作用するものではありませんので副作用もなく、その人体にとって最適な状態に調整していくことができます。 そのため様々な、病気や症状に効果があります。身体の特定の部位に鍼や灸を用いて、皮膚または経絡に刺激を与える方法で病気を治す東洋医学の治療法をいいます。 鍼灸治療の主な効果としては、 まず、ハリやお灸をするとその場所の 血液やリンパ液の循環改善・疼痛の緩和・消炎効果(コリや腫れの改善) といった作用を起こすことができます。 また、その治療で全身的に、 血液成分の調整・免疫力の回復・諸器官の機能改善 といった作用を起こすことができrるのです。

 たとえば「肩こり」の場合、こっているところに鍼や灸をするだけで比較的簡単に治るものもあります。しかし頑固な肩こりの場合は、目の疲れや、胃腸の不調、便秘、冷え症、頸椎の異常、姿勢などと関連していることがとても多いのです。
従って鍼灸では常に症状と体全体の調子を見ながら治療していきます。

こんな方におすすめしますします

腰痛、ぎっくり腰、神経痛、慢性疲労、肩こり、頭痛、目の疲れ、仮性近視、更年期障害、自律神経失調症、冷え症、便秘、テニス肘、関節痛、頸肩腕症候群、など

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